性を探求する私2
結婚した相手は、性欲が全然なかった。
結婚してからわかったのだ。
交際期間3年。貞節を守りつつ。
「もちろん毎日抱くし、抱きたい。」という言葉を信じて待ちに待ったけど・・・・
スキンシップが・・・できない。
もちろん愛し、愛され大切にし合っていたし、ラブラブだけど
夫は言う。
「大丈夫。そばにいるだけで幸せだから」と。
「大丈夫」という言葉はなんと残酷な言葉なのだろうか。。。
大丈夫だから、と。。。。
私はイチャイチャしたい。
ドロドロの肉々しい、エロくて楽しいsexや
ロマンチックて甘々なトロけるようなsexがしたい。
けど、
『性の不一致』という壁にぶつかったのだ。
sexはいつしか予約制になった。
なったけど、予約しても「今日はちょっと・・・明日にしよう」とか
結局私自身がそれほど望んでない日になるという、噛み合わなさすぎるsexだった。
私はたくさんたくさんキスをして繋がりたかった。
スローセックスについて本を読み、勉強し、キスにより性エネルギーが高まりより気持よくなり性エネルギーの交換が行えることが理解できたからだ。
しかし、旦那は
キスが好きではなかった。ディープキスもお願いしてもしてくれない。
顔は唾液でべちゃべちゃになるなが嫌で、私がキスをたくさんしようとしたり
顔を舐めようとすると、「大丈夫」と断られるのだ。
前戯に至っては15分くらい。
今思えば、ほとんど濡れていない状態で、挿入し5−10分程度で終了。
そしてベタベタするのが嫌だそうで、旦那はすぐにシャワーへ行く。
という虚しいsexだった。
しかし、経験のない私はこれが普通なのかと諦めるしかなかった。
それでもなんとかしたいとスローセックスの本を読んでほしいと本を渡し、
こういうsexがしたいとお願いしたが読んでもらえなかった。
マカを買って飲んでほしいとお願いしたが、飲んでもらえなかった。
一つ言っておくが、私はモテる。
自分で言うのもおこがましいが 可愛くて美人だ。しかもFカップのナイスバディである。職場の女の子に「ゆらぎさんのような顔に生まれたかった」と何度も言われたことがある。私は自分で自己評価する以上に周囲には麗しい美女に見えるらしいことが最近わかったのだ。
あの頃の私は、正直 自分がとても魅力的な女性であるなんて知らなかった。
旦那の前で裸になり、「どうかな?キレイかな?ナイスバディ?」と聞くと
「う、うん・・・。そうだね。」と冷静に答える旦那。
可愛いとか、好きとか言わない人だし、そもそも寡黙な人物で
本当に話をしない人なのだ。
とにかく何考えてるかよく分からない人。
「男の人は宇宙人」なんだから当たり前と思っていたし、
旦那に表情筋のわずかな変化を読み取って、感情を察してあげるという
意味不明なコミュニケーション能力を身につけたのだ。。。
私はクリスチャンとして彼に、永遠に添い遂げると決めたし
決めていたから、さらに神に仕える者として信仰を強く持たなければならなかった。
私の正義は全てそこにあったから、性の探求を諦めるしかかなった。
と思っていた。